下剤の副作用をご存知ですか??
排便は、
食べる → 胃で消化 → 消化物が小腸へ → 小腸で栄養分吸収 → 大腸で水分を吸収 → カスが残る →
カスが便となってたまってゆき、一定量たまると腸壁を刺激して腸の波打つような運動(ぜん動運動)が起こり便意をもよおす
という体内の生理順序をへて行われます。
日本で使われる下剤として、下記2種類が多く使われています。
1、塩類下剤
2、刺激性下剤
(1)の塩類下剤は便の水分量を増やし、柔らかくして便意を促します。
目だった副作用や習慣性もなく、長期の服用が可能ですが即効性はありません。
硬水の「コントレックス」は便秘対策として有名です。コントレックスはマグネシウムを多量に含んでおり塩類下剤のような役割をします。
(2)の刺激性下剤は腸を刺激し、ぜん動運動を促進させ排便を促します。服用後10時間ほどで効き目があらわれます。
市販されている一般的な下剤はこれにあたります。短時間で効き目がでますが、
刺激性下剤には習慣性があり、長期間服用すると効かない身体になっていくのです。
そして、刺激性下剤には、カリウムの減少によるむくみ、不整脈、下腹部の痛み、発疹、吐き気などの副作用があります。
場合によっては下剤なしでは便意が一切なくなり、副作用のみどんどん強くなってしまう場合もあります。
腸は筋肉でできているため、ぜん動運動を薬で起こし続けると、筋肉が衰え自律的なぜん動運動ができなくなってしまうのです。
刺激性下剤を使用し続けると、効果がみられなくなっていくので使用量がどんどんと増え、副作用が強くなってさらに体調が悪化し、
悪いものを少しでも出そうとまた下剤の量を増やし使用する。。。
こんな生活になる前に、自分の力で排便を促すようにしましょう!
便秘とダイエットは密接!?
「ダイエット」と「便秘」は密接なものというイメージが強くないですか??
ダイエットを行うとすると、まずは食べる量を減らすので腸の活性が低くなり、確かに便秘になりやすくなります。
また、食べないので運動量も減り、腹筋が弱くなります。ぜん動運動は腹筋の力にも依存しますので運動不足も便秘の原因となります。
腹筋を鍛えるだけで便秘が解消する人もいるくらいです。
「いっぱい食べても下剤を飲んで全部出すから太らない」という理論は完全に間違いです!!
栄養素は小腸で吸収されるので、小腸刺激性下剤を飲めば確かに身体に蓄えられるカロリーは多少抑えられるかもしれませんが、
さきほど説明したとおり、刺激性下剤には習慣性と恐ろしい副作用があります。
それを忘れないで下さい。
「便秘の解消」や「ダイエット」という身体に良いことをしようとしているのに、薬で身体を壊していたら何の意味もありません!!
体重維持のため、一生下剤を飲み続けますか?